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嗚呼、青春のストライク

先々月ぐらいまでのBlogの行間をちょっといじってみました。前から自分で見ても『見にくいなぁ』と思ってたので、これで少しは見やすくなったかな?

今日は人に何かを伝えるのは非常に難しいと感じた一日。伝えたい事を100%言葉に変換出来るわけはないし、仮に出来たところで相手が100%それを受け取れるわけもない。そうはわかっていても何とか100%に近づけようとする。今までそう心がけてきました。

よく『言葉のキャッチボール』という表現をしますが、まさにその通りで自分が投げたところにきちんとミットを構える。もっと言えば初めから自分の投げたいところに構えていてくれる。僕が在らぬ方向に投げても、ジャンプ一番、受け止める。こういうことがお互いに出来るのが理想のキャッチボール(会話)だと思うんです。

ところが、たまにキャッチが下手な人もいます。そういう時、僕は捕りやすいボールを投げたり、『ミットを構えるところが違うよ』と教えてあげます。僕も捕り方がわからなかったらどこに投げたいのか聞いたりします。上記のような理想形は少ないでしょうから、こんな感じのキャッチボールも割かし多いんじゃないかと思います。

そして、今日の相手はミットではなくバットを持った人でした。僕がどれだけボールを投げても、打ち返されます。しかも、ほとんどがピッチャー返しです。僕は普段(誰だってそうでしょうが)こういうバットを持った人にはボールを投げません。投げても適当なホームランボールです。

・・・でも、今日の相手は僕にとってキャッチボールをしたいと思う人でした。

僕は打たれても、打たれてもボールを投げ続けました。強烈なライナーも逃げず、体で止めました。いくらやっても相手はバットを下ろしてはくれません。いい加減に腹の立った僕は危険球を投げてしまいました。きっと、避けきれずデッドボールになったことでしょう。僕は相手に受け止めさせることを諦めてしまいました。

しかし、どうすればよかったんだろうか?どうしたら相手はミットを構え、僕のボールを捕ろうとしてくれただろう?

もしかしたら初めから構えていてくれたのかもしれない。それに気付かず、バットで捕れそうもないノックを強いていたのは、僕の方だったのか?それを、『何故、ボールを受け取ってくれないんだ』と一人で勝手に非難していただけなんだろうか?

今となってはわからない。わからないけれども、今日でキャッチボールが終わったわけじゃない。

今度機会があったら、持ち物を確認してみよう。もしも間違ってバットを持っていたら、置いていこう。そして、相手のミットをよく見てみる。僕の投げたいところに構えているかもしれない。僕も『投げるのはここだよ』とわかりやすく構えよう。そうしたら、きっと上手くキャッチボールが出来るはずだ。

まずはゆっくり、ミットを持つところから始めよう。



とっれないボールがあ~るものか~  By 山○ 太郎
by keita8286 | 2006-06-23 03:32
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