体中が悲鳴をあげている、という擬人法が今の僕にはぴったりであろう。ちょっとした階段を昇るにも苦痛の表情が浮かぶほどである。事の起こりは一昨日の日曜に遡る。
最近にしては珍しく、午前中に電子音を響かせる携帯電話で目を覚ました。幼馴染からのメール。ちなみに幼稚園からの付き合いなのであるが、実際によく話すようになったのは中学3年の時からだ。それは幼馴染とは言わないのでは・・・と疑問が頭をかすめるが、今となっては幼馴染という表現が合っているような気がするのでよしとする。ついでに、その人は女性なのだが今は結婚し、二人目をそのおなかに宿している。今に至るまで僕とのいわゆる男女の関係も(心身ともに)皆無だったことを付け加えておこう。男女の友情も稀にだが存在するものさ。 彼女からのメールは文面を見るまでもなく予想できるのだが一応、開いて確認する。予想通り、バレーボールをしに来ないか?という誘いのメールであった。中学時代は共にバレー部にその身を置き、陽が暮れるまで青春を大いに謳歌したものである。高校生の頃はお互いによく地元のバレーボールチームに顔を出していたが、二十歳を過ぎたあたりからは時間もなくなり、何となく疎遠状態が続いていた。時折、こんな風に誘いのメールが来ては何かと理由をつけて断っていたのだが・・・時間を持て余しそうな日曜の午後。たまには健康的な汗をかくのも悪くないだろうと押入れの奥にしまったバレーシューズを引っ張り出し、気づけば徒歩五分の公民館にその足を運んでいたのである。 さて、そこから二時間ほど前後左右、そして垂直に跳びに跳びまくった僕の足(主に太もも)の状態がどんなものであるかは言うに及ばないであろう。何年も運動と呼ばれるものから遠ざっていたことも忘れ、しかし悲しいかな体は10年前の感覚を覚えていたようで、勝手に身体能力以上のことを要求するのだからたまったものじゃない。全く、僕の脳はどうなってるんだろうね。もう少し今の僕の能力を把握してほしいもんだ。おかげで日常生活に支障をきたすほどの筋肉痛ではないか。しかしまあ、こういう汗のかき方はやっぱり悪くない。これからは幼馴染の誘いを無碍に断るのもやめにしよう。次の日曜までにこの筋肉痛が治っていればの話だが。
by keita8286
| 2006-09-12 16:10
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