よく祭は準備が楽しいなんてことが言われるが、僕もその性質である。準備段階はこれから始まるイベントに対して期待や高揚感でワクワクするものだが、いざ祭が始まってしまうと何やかんやで忙しく、楽しむヒマがないってことはよくあることだ。しかし、僕にはもう一つ感じることがある。始まった瞬間、終焉へのカウントダウンも始まってしまうということ。何事にも始まりがあれば終わりもある。だが、始まらなければ終わりが来ることもない。僕が準備は楽しいと思うのはこういう理由からだ。
学生時代の文化祭や体育祭なんてのは実に楽しみだった。皆が力を合わせ、知恵を振り絞り、協力し時には競い合う。これほど血沸き肉踊るシチュエーションもそうそうないであろう。実際、楽しかったし終わった後の充実感もひとしおさ。だが次に待っているのはいつもと変わること無い日常。祭が楽しければ楽しいほど、あれは夢だったのかと感じるも、結局は日常の波に流されそんなこともすぐに考えなくなる。 秋の風はふいにこんなことを思い出させる。僕にとっては終わりの季節とでも言おうか。いや、始まり季節である春の対極と考えれば、けっこうそう感じている人は多いかもしれないが。しかしまぁ、終わるってことはまた始まるってこと。ドラマだって何だってそう。その気になれば始めつづけることは出来るわけさ。何度終わりが来ようとね。
by keita8286
| 2006-09-21 03:34
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